【欠陥住宅トラブル】弁護士へ相談する場合の費用

このページでは、欠陥住宅トラブルで悩んでいる場合に誰に相談するべきかを紹介しています。加えて、消費者に関するトラブルがどれぐらいあるのか、どのような原因でトラブルが生じるのか紹介しています。

また、最も欠陥住宅トラブルの相談先として効果的と言われている弁護士へ依頼した場合の事例や依頼にかかる着手金や成果報酬などを紹介しています。

目次

欠陥住宅トラブルの悩みはどこに相談するべきか

欠陥住宅トラブルの現状を知ろう【年間で約34,000件の相談がされている】

住宅の不具合の事象

参照:https://www.chord.or.jp/

住宅の不具合の多くは、「ひび割れ」です。ついで多いのが、雨漏りです。比較的様々な欠陥が挙げられていることがわかります。

住宅トラブルが発生した際の機関別の案内件数

参照:https://www.chord.or.jp/

住宅トラブルが発生した際に最も連絡される機関は、「弁護士会や法テラス」のようです。

住宅トラブルの相談件数の推移

参照:https://www.chord.or.jp/

住宅トラブルの相談件数は、新規住宅やリフォームに関わらず年々増えてつつあることがわかります。また、近年では、相談件数は、34,002件と非常に多いことがわかります。

データを見ると、相談件数が年間で34,002件と非常に多いことがわかります。特に新規住宅を購入した際に住宅に不備があると感じることが多いこともわかります。

欠陥住宅トラブルの悩みはどこに相談するべきか?

欠陥住宅トラブルで悩んでいるときに第三者に相談をしてみるのもよいでしょう。相談をして第三者の考えを聞くことで、より良い解決につながる場合もあります。

弁護士への相談

欠陥住宅トラブルに関する問題解決をスムーズに進めるために、「弁護士への相談」は効果的な方法の一つです。

欠陥住宅トラブルの問題があった際に弁護士ができること

  • 欠陥住宅トラブルの解決策を提示してもらえる
    欠陥トラブルがあった際に、施工業者に責任を請求する方法は主に4つあると言われています。その中でどの方法を選ぶのがベストかアドバイスをしてもらうことができます。
  • 施工業者に責任の請求をすることができる
    「欠陥部分の補修」、「代金の減額」、「損害賠償」、「契約の解除」などの形で責任を請求することができます。欠陥住宅で困った際に、泣き寝入りする必要がなくなります。

弁護士へ依頼すると着手金がかかり、相手に示談金・賠償金を支払わせた場合には成功報酬の支払いも発生します。ですが、欠陥住宅トラブル生じた被害金を請求できる場合があります。

弁護士へ無料相談することはできる?

近年は、無料で相談できる弁護士事務所も増えており、一定数の弁護士事務所で無料相談が可能です。あくまでもできるのは、相談で着手してもらう場合は有料となります。また、無料相談も「初回30分のみ」など制限を設けていることが多いです。

「弁護士保険ミカタ」、「ベンナビ弁護士保険」、「弁護士保険コモン+」などの弁護士保険に加入すると、付帯サービスとして、弁護士への無料相談サービスが備わっており、より相談しやすくなっています。

加入したら、もう訴訟を諦める
必要がなくなる。

弁護士保険 比較

取扱保険会社一覧

悩みを聞いてもらいたいときの相談先

ここで、紹介する相談先は無料で相談することができるため、一人で問題を抱え込まないための相談先としてはおすすめです。

消費者ホットライン(188)

消費者庁が運営している窓口です。契約や悪質商法におけるトラブル、欠陥住宅によるトラブルなどについてもご相談をすることができます。

住宅紛争審査会

住宅紛争審査会は、弁護士会が設立している機関の一つです。欠陥住宅の問題が起こった際に、あっせん、調停、仲裁などで解決を図ることができます。

「法テラス」

国が運営する法的機関で、365日24時間対応してもらうことができます。条件を満たせば、弁護士への依頼費用を立て替えてもらうこともできます。

欠陥住宅トラブルを弁護士に相談して依頼する際の流れ

欠陥住宅トラブルの発生

主な欠陥住宅トラブルの例

  • ひび割れ
  • 雨漏り
  • はがれ
  • 汚れ
  • 変形

弁護士へ相談する

弁護士へ相談する際は、依頼内容によっても費用が変わるのでどのような解決を望んでいるか伝えるとよいでしょう。

弁護士ができること

  • 欠陥部分の補修を施工業者に請求
  • 代金の減額を施工業者に請求
  • 損害賠償を施工業者に請求
  • 契約の解除を施工業者に請求

施工業者と示談交渉

調査をして、契約不適合責任がある場合には、示談交渉を進めるのが一般的です。

加害者が素直に要求に応じれば、事件が終結します。

裁判上で契約不適合責任を請求する

示談がまとまらなかった場合は、裁判上で損害賠償を請求する形となります。

裁判では、裁判官が双方の言い分を聞きながら、証拠を調べます。加害者側が敗訴した場合は、基本的に損害賠償の請求額を支払わなければなりません。

【欠陥住宅トラブル】弁護士へ相談する場合の費用

  • 相談料:1時間あたり5,000~10,000円(無料相談の事務所あり)
  • 着手金:10万円~30万円程度
  • 成功報酬:獲得金額の20%程度

加入したら、もう訴訟を諦める
必要がなくなる。

弁護士保険 比較

取扱保険会社一覧

まとめ:欠陥住宅トラブルで弁護士へ相談する場合の費用

この記事のまとめはこちらです。

  • 欠陥住宅トラブルの現状として、年間で約34,000件の相談がされている
  • 欠陥住宅トラブルの相談先としては、「弁護士への相談」が効果的
  • 欠陥住宅トラブルで弁護士へ相談する場合の費用は、「相談料:1時間あたり5,000~10,000円」、「着手金:10万円~30万円程度」、「成功報酬:獲得金額の20%程度」

弁護士への相談を検討している場合は、弁護士保険の加入がおすすめです。下記から、弁護士保険の比較することができます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次